こんにちは、うみたかです。
今日の日経平均は久々の反発でしたが、非常に小幅。
もう少し大幅に上がるかと思ったのですが、ちょっと先行き不安です。
三ツ星ベルトを買い増し
今日は前日比2.5%近く値を下げた三ツ星ベルトを買いました。
こんなに早く買い増しターンが来るとは思わなかった
- [5192]三ツ星ベルト 1株
その三ツ星ベルトに謎の取引注意情報
SBI証券のポートフォリオページの三ツ星ベルトの欄に昨日から取引注意情報マーク「!」が付いています。
新規で買ったばかりの銘柄にこのマークが付くとちょっとドキッとしますが、説明を見てみると、11日より委託保証金率が51%になるとのこと。
委託保証金率って何??
どうも信用取引に関することのようです。
投資歴はそこそこ長いですが、信用取引に関しては
借金して実際の手持ちより多い額で取引できる
程度の知識しかありません。
最初に買った株の入門書にも「まずは現物取引から始めましょう」と書かれていたので、それを頑なに守っていました。
というよりも、元々借金してまで投資をする気が無いので信用取引についてまともに調べたこともありません。
この先も信用取引に手を出すことは無いと思いますが、今回三ツ星ベルトに何が起こるのかのみ簡単に調べてみました。
以下、信用取引のことは知っているという方には退屈な内容になるかと思います。
委託保証金とは
まずは信用取引について
信用取引とは、株式市場における一種の取引手法で、自己の資金に加えて証券会社から借り入れた資金を使って株式を取引する方法です。
当然ながら無尽蔵に借り入れられるわけではなく、信用取引を行う際には証券会社に担保として現金や株式などを差し入れなければなりません。
委託保証金と委託保証金率
証券会社に差し入れる担保のことを委託保証金といい、約定代金に対する委託保証金の割合を委託保証金率といいます。
委託保証金率は法令で約定価格の30%以上と決められていて、その金額が30万円を下回る場合は一律30万円となります。
つまり委託保証金率30%の場合、信用取引で1000万円約定すると300万円を差し入れる必要があります。
てっきりもっと少ない金額から大きく借りられるものだと思ってた
おやつは担保にならないのか
今回三ツ星ベルトに出された規制内容
今回三ツ星ベルトに出された規制内容は
委託保証金率51%(うち現金20%)
となっています。
私は信用口座がないので今までどのくらいだったのかは確認できませんが、恐らく今までより上昇したのだと思われます。
ちなみに委託保証金率が上昇することによって信用取引による過度な取引を抑制する効果があります。
信用取引のリスク管理の一環として行われるようです。
三ツ星ベルトは信用取引が過熱気味だったということなのでしょうか?
今回の規制で、例えば三ツ星ベルトの株を信用取引で1000万円約定する際に510万円の委託保証金(少なくともうち200万円は現金)を差し入れる必要がある、ということになります。
委託保証金率の変動が直接株価に影響することは無いようですが、率が上昇すれば差し入れる保証金が増えるわけなので取引の規模が縮小する可能性があります。
それによって間接的に株価が変動するという可能性はあるといえます。
今日の三ツ星ベルトの下落は今回の措置が影響している可能性もないとはいえません。
買った直後の下落は悲しい……
タイミングが悪かったな
以上、簡単ではありますが信用取引(委託保証金)について学んでみました。
個別株取引はいろいろと勉強になって面白いですね。