こんにちは、うみたかです。
本日の日経平均株価は小幅続伸でした。
ただしTOPIXは反落。
こういうときは保有銘柄は下落が多いことを最近になって分かるようになりました(笑)
さて、今日は[7751]キヤノンの決算発表でした。
12月決算の企業なので通期の発表です。
キヤノンの決算発表
売上高 4兆1,809.7億円(前期比プラス3.7%)
営業利益 3,753.6億円(同プラス6.2%)
税引前利益 3,907.6億円(同プラス10.9%)
当期利益 2,645.1億円(同プラス8.4%)
1株利益 264.20円(前年度236.71円)
期末配当 1株70円(年間配当140円)
売上高や各利益は事前の予想を若干下回る数字となりましたが、前年度からは増収増益。
増収増益は3期連続で、売上高は過去最高の2007年に次ぐ水準でした。
新規事業(メディカル・ネットワークカメラ、商業印刷)および半導体露光装置が堅調に成長しているとのことです。
特にメディカル分野のMRIについては日本市場で初めてトップシェア獲得となりました。

新規事業が成長しているというのは嬉しい傾向ですね

キヤノンの2024年12月期予想
売上高 4兆3,500億円(2023年12月期比プラス4.0%)
営業利益 4,350億円(同プラス15.9%)
税引前利益 4,500億円(同プラス15.2%)
当期利益 3,050億円(同プラス15.3%)
1株利益 308.81円
年間配当 1株150円(10円増配)
見通しとしては世界経済が先行き不透明で昨年よりも低い成長にとどまる前提としています。
そういった中でも4期連続の増収増益と営業利益率10%を目指すとしています。
配当金も10円増配し、1株当たり150円を計画しているとのこと。

増配キター!

おやつ増配クルー?
また、1,000億円の自社株取得枠を設定。
すでに目標株数を購入済みなので自社株取得で株価が上昇するのは良い目の保養になる予感(笑)
キヤノンは過去に減配がありました
キヤノンは2020年12月期に前年度の1株160円から80円へと大幅に減配しています。


ちょうど新型コロナが発生した時期ですね
そこからまた増配が始まり、150円(予想)まで戻してきました。
160円配当だった2019年12月期の配当性向が136%だったことを考えると、コロナ禍に無理して維持や増配をせずに立て直しを図ったのは正解だったのかもしれませんね。
というわけで、今日はキヤノンの決算発表を見ていきました。
次の保有銘柄の決算発表は2月2日の[9433]KDDIです。