こんにちは、久々に増益からの爆上げムーブを見ることができたうみたかです。
昨日の決算発表で上方修正&配当増額となった[1605]INPEXと[2924]イフジ産業。
INPEXは前日比プラス301.5円(プラス16.62%)、イフジ産業はプラス259円(プラス21.37%)と大幅な値上がりとなりました。
値上がったからといって売るわけでもないし、むしろ買いづらくなって大変ではありますが、保有銘柄の爆上げムーブは見ていて楽しいです(笑)
今日は日経平均も270円近く上昇し、特に積極的に買いたいような相場でもなかったので買い増しは見送りました。
決算発表出そろう
7月下旬から続いた決算発表ラッシュも今日が最終日。
保有銘柄の決算発表は[4021]日産化学、[7438]コンドーテック、[7840]フランスベッドHD、[8593]三菱HCキャピタル、[9769]学究社の5社です。
全て第一四半期の決算発表となります。
日産化学
経常利益が前年同期比マイナス12.5%の170.4億円。
純利益が同比マイナス11.8%の122.3億円で減益となりました。
化学品、農業化学品、半導体材料などで減収となったそうです。
しかしながら経常利益の4-9月期計画に対する進捗率は64.6%で5年平均を上回っています。
減益とはなりましたが今期の業績予想よりは営業利益で5億円、純利益で13億円上回っているとのこと。
通期予想は据置きです。
純利益上ぶれの原因は主に為替差益のようです
コンドーテック
経常利益が前年同期比プラス9.8%の10.3億円。
純利益が同比プラス14.1%の6.7億円で増益となりました。
経常利益の4-9月期計画に対する進捗率は48.8%で5年平均を上回っているようです。
通期予想は据置き。
コンドーテックはインフラ関係の商社&メーカーです。
関連業界の民間設備投資が持ち直していることや、公共投資・住宅投資が底堅く推移していることから需要が旺盛な分野に注力。
新規販売先の開拓、新商材の拡販などの成長戦略に取り組んだ結果が今回の結果につながったとのことです。
フランスベッドHD
経常利益が前年同期比プラス15.1%の10億円。
純利益が同比プラス13.2%の6.1億円となりました。
経常利益の通期計画に対する進捗率は20.7%で5年平均とほぼ同水準とのこと。
通期予想は据置き。
介護関係のメディカルサービス事業で主力の福祉用具貸与事業が堅調だったこと、インテリア健康事業でもホテル向け販売が好調に推移したことが今回の結果となったとのことです。
高齢者人口が増加していることもあり在宅介護需要は継続して伸びているようです。
三菱HCキャピタル
経常利益が前年同期比マイナス10%の377.5億円。
純利益が同比プラス9.6%の351億円となりました。
通期予想は据置き。
経常利益はマイナスですが、子会社再編による経費増加が影響しているようです。
決算短信を見ると前年度の前々年度との比較がプラス103%となっているので、去年が良すぎたという感じなのでしょうか。
純利益の通期計画に対する進捗率は29.2%ですし、順調に推移しているといえそうです。
学究社
営業利益は前年同期比プラス88.5%の4,600万円でしたが、
経常損益は1,800万円、純損益は6,600万円の赤字でした。
おおぅ、最後の最後で初めての赤字……
なお前年同期の経常損益が1,900万円の赤字とのことで、赤字幅は縮小しています。
学究社は学習塾を運営している会社です。
教育事業の特徴として新学期がスタートする第一四半期は生徒数が最も少なく、受験シーズンを迎える第三、第四四半期で生徒数が増加する傾向にあるそうです。
一方で校舎の運営費用は固定的に発生することから例年第一四半期は営業損失を計上するそうですが、前期、今期と営業利益を計上したとのこと。
赤字ではあるけどここ2年は良くなってきてるのか
第二四半期以降、夏期講習や冬期講習などの収入で利益を確保していく収益構造となっています。
ということもあり通期予想は据置き。
決算短信を読んでとりあえず納得できました。
しばらくホールドしたまま様子をみたいと思います。
決算短信読むの大事!
決算発表ラッシュを終えて
インデックス投資では個々の企業の決算資料を見る機会は無いので、今回初めて30近い企業の決算発表を見ることになりました。
ちなみに以前個別株に投資していたときは一切見たことがありませんでした。
ダメダメだな
正直「難しいことがいろいろ書いてある……」という印象もぬぐえませんが、この先3ヶ月に一度目を通していけば少しずつ進歩するはずと信じて、また3ヶ月後の発表ラッシュを迎えられればと思います。
勉強になりました